2015.09.23
東寺シリーズの6回目は、五重塔☆
東寺といえば五重塔!と言うくらい有名な塔ですね!
五重塔は、835年に造られましたが、その後台風・雷火・兵火により幾度となく焼失。その度に再建されています。
現在の塔は1644年に徳川家光の寄贈により再建されたもの。
せっかく真近で見る事が出来るので、近づけるだけ近づいてじ〜っくり見てきました(◍•ᴗ•◍)
木造の古塔では最高の54.8メートル。
伝統的な和様建築で、本瓦葺き。
五重塔は、スカイツリーにもその原理が使われた免震構造が有名ですね。
現在の様に構造計算が無い時代にこれだけ理に適った構造を作っている事、またそれを木造で適える職人の腕!
タイムマシーンがあったら、建築中の様子を見に行きたい!
そしてそして、私がみたかったもの・・・ありました(^O^)
こちら↓
天の邪鬼(あまのじゃく)☆
尾垂木(飛び出た木材)の上に乗っているのが天の邪鬼です。
「いつも反対ばかりいう天邪鬼にお釈迦様が罰として家の守り神にした」という逸話もあります。
天邪鬼は仏教で煩悩の象徴とされることから、煩悩を抑えるというような意味もあるのかもしれませんね。
ちなみに、この尾垂木の上の木彫像は、時代やその像によって意味合いが変わってくるんですよ☆
それはまた別の機会に書きたいと思います(^-^)
次回は、東寺シリーズ最終回☆
大師堂に向かいます☆
京都は東寺を訪れました!ーその3 食堂(菱形格子の持つ意味)
京都は東寺を訪れました!-その5 金堂 (様々な様式が混合した異端児的本堂)
京都は東寺を訪れました!ーその7 大師堂(日本古来のエコとは?)