2015.10.20
改修工事中のお寺で古い瓦を見せていただきました⭐️
これは、留蓋瓦と言って、もともとはお椀を伏せた丸い形のシンプルなものでした。
下の写真、隅巴(左下辺りに屋根の隅の突出している瓦)の上のこんもりしたお椀を伏せたようなところがあるの分かりますか?
その位置にあったものです。
このお寺では、装飾のあった留蓋瓦を外して、シンプルな元祖形の留蓋瓦に戻しています。
雨の浸入を防ぐ機能的な目的に、鬼瓦などと同じく魔除けの意味を持つようになって装飾が施されるようになりました。
龍や猿などの動物、天女や天神、菊や牡丹といった植物など、その種類は豊富です。
留蓋瓦だけをリポートしても、かなり膨大な量になりそうです(^^;;
ところで、この屋根、お寺の門の屋根なんですが、このお寺の門、お寺の門じゃ無いんですよ⭐️
なんだか、謎かけみたいになっちゃいましたが、
で、ご紹介します⭐️